東京都北区 55歳男性 うつ病で障害厚生年金2級を受給した事例

うつ病で障害厚生年金2級(事後重症)を受給した事例

病名 うつ病
地域 東京都北区
性別 男性
年齢 55歳

ご相談時の状況

会社でパワハラを受けるようになり、倦怠感、食欲不振、不眠、不安感等の症状が出てきたため精神科を受診した。

しかし精神科を受診しても症状は変わらず、朝起きると体が鉛のように重く、常にイライラし、度々嘔吐するようになった。

休職後に復職したが仕事を続けることに限界を感じ、退職したため障害年金の受給を考えて社労士に相談。

社労士による見解

社会保険労務士がご本人と面談をしたところ、現在は抑うつや不安感、倦怠感、希死念慮があり、ストレスから全身脱毛症も発症していました。

日常生活にも多くの支障があり、障害年金2級相当であると判断することができました。

申請に至るまでの経過

現在の主治医に診断書作成を依頼したところ、現在の症状と比較してとても軽い3級程度の診断書が出来上がりました。

しかしこの状態で診断書を提出をすれば後悔すると思われたので、もう一度主治医に診断書の内容を見直していただくようお願いしました。

多少の訂正には応じていただけましたが、やはり診断書の内容からすると3級相当であることは変わりありませんでした。

そこで、病歴・就労状況等申立書の内容を精査し、2級相当であることを主張するようにしました。

結果

事後重症で障害厚生年金2級が認められました。

診断書作成の段階では困難を極めて、正直2級は難しいと思いましたが、診断書を補完する病歴・就労状況等申立書の内容で無事に2級に認定されました。

また、書類の提出から約2ヶ月で受給決定が下り、お客様にも喜んでいただけました。

事後重症請求なので、1ヶ月でも請求が遅れればその分の年金をもらい損ねてしまいますので、とにかく早く準備をすることが大切です。

認定結果

障害厚生年金2級(事後重症)

年金額 約175万円

次回更新までにもらえる金額 約350万円